皆さまから多く寄せられるご質問を基に、Q&A形式でご質問とそれに対する回答をご用意しました。
お問い合わせいただく前に、ご質問にそった内容があるかご確認ください。
リース全般に関するご質問
- リースにはどのような種類があるのですか?
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リースには主に次のような種類があります。
ファイナンス・リース
ファイナンス・リース取引とは、リース契約に基づくリース期間の中途において当該契約を解除することができないリース取引またはこれに準ずるリース取引(解約不能のリース取引)で、借手が、リース物件からもたらされる経済的利益を実質的に享受することができ、かつ、当該リース物件の使用に伴って生じるコストを実質的に負担するリース取引(フルペイアウトのリース取引)をいいます。
ファイナンス・リース取引は、「所有権移転ファイナンス・リース取引」(リース契約上の諸条件に照らしてリース物件の所有権が借手に移転すると認められるもの)と、「所有権移転外ファイナンス・リース取引」(所有権移転ファイナンス・リース取引以外のファイナンス・リース取引)に分類されます。
オペレーティング・リース
オペレーティング・リース取引とは、ファイナンス・リース取引以外のリース取引をいいます。一般的に、汎用性が高く中古市場が確立されている物件などで利用されることが多いです。
メンテナンス・リース
メンテナンス・リースとは、リース会社がリース物件の保守、管理、修繕など行うリースで、煩雑な管理を伴う自動車のリースに多くみられます。
車両代金、税金、保険関係費用のほかに車両の維持・管理に関する費用(点検整備・継続車検整備・故障修理・代車提供など。燃料費などは除く。)もリース契約に含めることができます。
会計基準上はこのメンテナンス・リースも、ファイナンス・リースとオペレーティング・リースのいずれかに分類されます。
- リース契約の期間はどのように決まりますか?
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リース期間は設備の耐用年数、使用条件などを考慮して任意の期間で設定することができます。
ただし、所有権移転外リースには税法上の適正リース期間が定められており、物件の法定耐用年数の70%以上(法定耐用年数が10年以上の場合は60%以上)で設定します。
- どのような物件がリースの対象になりますか?
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コンピューター、AV機器、OA事務機器、製造設備、医療機器などの動産が対象となります。
- リースとレンタルの違いは何ですか?
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リースはお客さまが自由に物件を選定できるのに対し、レンタルはレンタル会社が保有する物件から選ぶ形になります。
リースは長期間の契約が一般的で、中途解約はできませんが、レンタルは短期間の契約で中途解約が可能です。
- リース契約の申込みはどの時点ですれば良いですか?
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サプライヤーさまとの間で機種・仕様・納期・価格などの諸条件を決定した後、見積書を取得できた時点でお申込みください。
- リース物件の所有権はどうなりますか?
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リース期間中はお客さまが使用者となりますが、物件の所有権は当社にあります。
リース期間終了後は、当社に物件を返却いただくことになりますが、お客さまに所有権を移転する特約が付いている場合はお客さまに移転します。
- リース物件を改造することはできますか?
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リース物件の改造は原則として禁止されていますが、当社の許可を得た場合は可能です。
- 補助金交付の対象となるリースはありますか?
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あります。
ご提案から補助金申請まで一貫してサポートいたしますので、ぜひご相談ください。
- リース物件の保守契約はどうなりますか?
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リース物件の保守契約は、お客さまが直接販売店と結ぶことが一般的ですが、当社がリース料と一緒に代理回収させていただくことも可能です。
リース料、お支払方法などに関するご質問
- リース料の支払いはどのようにすればよいのですか?
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原則としてリース期間に応じた毎月均等払いとなります。
ほかにも前払いリース料として契約の成立と同時に一定額のリース料をお支払いいただく場合もございます。
- リース料には何が含まれますか?
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リース料には、物件の購入代金、動産総合保険、固定資産税、金利などが含まれます。
- リース物件の動産総合保険はどのように計算されますか?
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リース物件の動産総合保険は、物件の種類、取得価額に基づいて計算されます。
- リース物件の動産総合保険は誰が支払いますか?
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リース物件の動産総合保険は当社が支払いますが、月々のリース料に含まれています。
リース物件への保険に関するご質問
- リース物件には保険が付いていますか?
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リース物件には動産総合保険が付されており、偶発的な事故による損害がカバーされます。
- リース物件の保険適用範囲は?
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リース物件の保険は、偶発的な事故による損害をカバーします。ただし、お客さまの故意や重大な過失による損害など、免責事由に該当する場合は保険金が支払われません。
- リース物件に損害が発生した場合、保険請求はどうなりますか?
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リース物件に損害が発生した場合は、お客さまからの申し出を受けて当社が保険会社に保険金を請求します。
- リース物件の保険は更新されますか?
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リース物件の保険はリース期間中は自動的に更新されます。
- リース物件の免責事由に該当する損害はどうなりますか?
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地震、噴火、またはこれらに伴う津波による損害など、免責事由に該当する損害はお客さまの負担となります。
免責事由の範囲を確認し、必要に応じて追加保険を検討してください。
- リース物件の保険金はどのように支払われますか?
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リース物件の保険金は、当社を通じて保険会社から当社に支払われ、当社が修理費用などに充当します。
リース契約期間中に関するご質問
- リース物件に不具合があった場合はどうなりますか?
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リース物件の動作不良など、故障かどうかの判断がつかない場合は販売店へ直接お問い合わせください。明らかな故障、破損が確認できる場合は当社の営業担当者へご連絡をお願いいたします。
リース物件の修繕・復元に関する費用は、お客さまのご負担となりますが、リース契約に基づきリース物件に動産総合保険を付している場合は、保険金の範囲内でお客さまの費用負担は免除されます。
- リース物件の修理費用は誰が負担しますか?
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リース物件の修理費用はお客さまの負担となりますが、保険金が支払われた場合は保険金を修理費用に充当します。
- リース物件の定期点検は必要ですか?
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一部のリース物件は、安全かつ適切に使用するために、定期点検が必要な場合があります。
点検については、お客さまご自身で物件の売主から説明を受けたうえで実施してください。
- リース物件をほかの場所に移動できますか?
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リース物件の移動は可能ですが、当社に事前に連絡し、承諾を得る必要があります。
なお、リース物件を移動する際の費用はお客さまの負担となります。
- リース契約は途中で解約できますか?
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原則として、リース契約の途中で解約はできません。
ただし、やむを得ず解約する場合は、当社所定の違約金をお支払いいただきます。
リース契約期間満了に関するご質問
- リース期間満了後はどうなりますか?
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キューコーリースへ物件を返還していただきます。引き続きご利用を希望される場合は、再リースが可能です。
再リースのリース料金は、基本リース料と比べお安くなります。
- リース期間終了後に物件の所有権を移転できますか?
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リース物件の所有権は当社にあり、リース期間終了後も所有権の移転はできません。
ただし、リース期間の満了とともに所有権を移転する特約が付いている場合は、お客さまに所有権が移転します。
- リース期間終了後の物件返却はどのように行えば良いですか?
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返却場所や手続きの詳細については、当社からご案内いたします。
- リース物件の返却費用は誰が負担しますか?
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リース物件の返却費用はお客さまのご負担になります。
- 満了通知書内に表示されている再リース料が基本リース料より高い理由を教えてください。
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表記されている現契約のリース料は月額料金ですが、再リース料は年額料金となっております。
再リース料が基本リース料より高額になることはなく、再リース料(年額)は基本リース料(月額)の1.2倍程度で設定されます。
- 再リース期間中も動産総合保険はかかりますか?
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再リース期間中は動産総合保険を付しません。